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クロスメディアとXMLについて

XMLはデーターと体裁(フォーマット)が別に存在するので、フォーマットを変えることでいろんな形式で出力が可能である、 これは、一つのXMLからいろんな形式が出力できることを指す。
出力で考えられるのはHTML、XHTML、PS、PDFであろう。 更にHTMLをAcrobatを通しての変換。
例えば、HTMLをAcrobatで開いて、eps形式で保存し、これをIllustratorで開いて、編集作業、印刷
XMLは直接にInDesignで読み込み、貼り付け、編集作業、印刷など。
印刷までならこのような展開をしなくても、従来の手順でそのまま編集作業に入った方が早いことは言うまでもない、
しかし、印刷物を納品してその仕事は終わりではなく、その後のデーターの生かし方でクライアントの要望に応えたり、新たに提案していくことが大事であると思う。
すなわち印刷物の納品が新たなビジネスのスタートと捉えることが、今後の印刷ビジネスの発展、売上増大につながると考える。
印刷を一つの出力と考える・・・印刷用データーを次の展開に考えてゆく。これこそがワンソースマルチユースであり、クロスメディアそのものではないか、
さて、ではどうすればよいか?
何にでも得手・不得手があるようにXMLに何でもすればいいかと言うとそうでもないらしい、
例えばカラーのチラシを考えてみる。
B3・4色+4色 表が食品、裏面が雑貨 写真が片面50+50点で100点
約30000枚 新聞販売店直納
原稿が少しずつ入校し完全入校は印刷の2日前になることは当たり前である。
従来通りに作業を進めて行くことを考えてみると、デザインは既に済んでいることを仮定して、版下作成と写真分解は同時進行しても最短2日間は必要だろう。 校正に半日、直しに半日、再校正に半日、下版と検版で半日であろうか、印刷+折りに1日 合計5日間かかる。
普通であれば、これで終了であろう。
クロスメディアの考えでは、その後が問題になってくるようだ。

    1、チラシをネットで掲示して、割引券をプリントしてきたお客様には更に安く提供するよう提案。
    2、特売ニュースをお客様にメールするために、データーを流用するよう提案。
    3、ネットから直接注文したいお客様のためにチラシデーターを流用して、共通性あるコンテンツをアップの提案。
    4、クライアントの顧客データーから顧客別に魅力ある商品を掲載したDMの発送を提案。
    その他、

これだけの事を後でするためには、どうすればよいか?
1 について検討してみる。
ネットで掲示する場合、すべての商品を表示するのは無理であろう
日替わりがあれば、日替わり商品を当日分だけ表示
その他鮮魚・精肉・青果・一般食品・菓子・ベーカリーなどから数点表示し購買意欲をそそるように写真なども掲載するであろう。 クーポン券をネット上に表示しておいてプリントアウトして使わせるメリットも考えたほうが良い
また、定番商品をリスト形式ですべて掲載して、注文番号によってサイトで販売するのも面白い
では、これを自動化までいかなくても、ある程度変換できればかなりの省力化となる。 現在自動化ができるのは、お客がサイトをみてフォームから注文した場合、合計金額を計算したり、注文書・確認書の発送だ。
しかし、サイト自身の更新などはどうしても人の手が必要であろう、 ネットに載せる内容の作成は、できるだけ人の手を省きたい、加えてその体裁は定型にしておいて、 それにフィットするようデーターを加工すれば良いだろう。
もし、チラシ掲載の各商品の項目がXMLで記述してあればどうなるであろうか?
(出来る出来ないは別にして考えてみると)

    XML例
    <食品面>
    <鮮魚部>
    <商品コード>4902555103235</商品コード>
    <産地>焼津産</産地><商品名>本まぐろ赤身</商品名>
    <規格>100g当り</規格><表示価格>500</表示価格>
    <特売価格>380</特売価格><商品写真>server1/dir1/food/maguro.eps</商品写真>
    ・・・・・
    ・・・・・
    </鮮魚部>
    <精肉部>
    ・・・・・・・・・・・
    </精肉部>
    </食品面>

このようにXML文書になっていると、リスト形式でネットに掲載するためにHTMLに変換するのは比較的簡単だ。
では、どのようにしてXMLにするのか、まず最初に考えられるのはエクセルで入力することであろう、
エクセルからタブ区切りで出力させ、それを加工してXMLにするのが一般的であり、加工するソフトにはPerlが使われているようだ。
ネットではなくチラシで活用するにはどのようにしたらいいだろうか?
先に述べたようにチラシのような仕事の性格上、修正に次ぐ修正、印刷のちょっと前まで修正が入るチラシなどは、まずエクセルで入力して・・・ などと流暢なことはいってられないのも確かだ。 多分下版後、他の担当がエクセルで入力するようになるであろう。この作業は余分な作業で対価を求めるにはその後の提案次第となるであろう。
また、XMLの例で記述したものをみると、XML文法に沿ったXML文章は一つのデーターベースを表している。
<商品コード>から商品名や特売価格を検索するのは簡単であり、商品写真を見つけ出すのも簡単である。 写真が見つかればスキャナ分解の手間も減るであろう。
そして、データーベースでは結合という便利な機能もあり、商品リストと顧客データーを結合させて顧客IDから、購入した商品リストを印刷データーにしたりすることも可能となる。
このように考えると最初の一歩は原稿のXML化かもしれなし。

新聞販売店の枚数表作成のソース公開しました
ソフトのページからダウンロードできます

新聞販売店の枚数表の表示はチラシページから入れます。又は ココをクリック
エクセル表からのタブ出力データーに対応したXML・XSLT変換のソース公開しました
ソフトのページからダウンロードできます。
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