ハム活動記

インターフェース

今までの間違いに気がついた。
電信は単なるスイッチのオンとオフであるが、その中に微妙な感情が入ると、単なるオンとオフでなくなる。
オンの時間、オフの時間が組み合わさって一つの符号になるときに、そこに感情が生まれる。

その微妙差を符号として心地良く送出するには、それなりのパドルが必要と思う。

私が複式にこだわるのは、縦ブレと同じで、短点・長点・スペースを全て自分で作るからだ。

その日のコンディションが直接符号となり、客観的に判る、のんびりした気分の時はのんびり符号に、
慌てているときは慌てた符号になる。眠いときは眠い符号に・・・

また、符号を作るパドルも大事な要素の一つ、
心で思ったことが瞬時に指先からパドルに伝わらないと思考が止まってしまうからだ、
意識せず符号になるのが理想と思う。

大げさだが、パドルは心と符号の間のインターフェースと思う。

インターフェースを気にすることなく、気持ち良くスムーズに符号にするパドルは、間違いのないものを使いたい、
そして長〜く使い込んで、自分の指先のようにしたいものだ。


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Last-modified: 2023-10-31 (火) 09:15:33