先月一緒に写真展をしたばかりで、一週間前に私の所へ遊びに来ました。
昨日もメールでやり取りしたばかりでした。
急に息子から、「親父が今朝急逝した」と知らせが入りました。
言葉もでない、・・・・
彼は、20代青年の時に父を亡くし、家業を引き継ぎ、その後、ガンが見つかり手術。
完治したかに見えたが、転移、それも化学療法で克服しました。
その時の後遺症で後に透析をする事になり、腹膜透析であったので一日4回、6時間に毎に自分で行う方法でした。
そんな生活を30年、気の遠くなるような話です。
若い頃、自分の死と直面し物の見方が私とは違っていました、全てに感謝し、全ての行動に覚悟を持っていました。
彼は、ビジネスでも成功し、最近は趣味のフォークソングで街角やイベントに立っては観客を喜ばせていました。
私は彼の「じいじの歌」が好きでした。ついつい笑顔になるジイジの心情を歌った歌詞は彼そのものであったと思う。
また彼の撮影した写真は、いつも明るい表情豊かな写真でありました。写真談義をする時などは真剣顔・・・・でした
彼とは40年来の友人、いつも私より一歩先を歩いていました、そして今回も先に逝ってしまった。