連休中を利用して、オフセット印刷につかう湿し水について再検討してみた。
昔から使っている薬剤など、絶対的な信頼がある。
しかし、薬剤の進化もあり、銘柄や成分が変わったり、営業セールスによって知らず知らずのうちに変化してきた湿し水を再チェックした。
湿し水の主成分は水道水だ、これもやはり変化する。そしてエッチ液などの薬剤、オフセット印刷用の版材 全てが変わってきている
最適な組み合わせをテストしてみる
印刷に最適な湿し水のpHペーハーは5.5と言われています、その湿し水の90%は水道水でpHは7.5でした。
そこで、湿し水専用の液を10%混合します。その液はpH5.7位で界面活性剤が主成分。その混合水は約6.5付近まで下がってきます。
そこで添加剤pH3を入れ、pH6まで落とします。
そんな具合で印刷を開始しますが、室温や水温、インクの種類で湿し水の量や最適なpHが決まってきます。オペレータの感と腕の見せ所って訳です。
無線のモールス交信に例えると、今日の体調と気分を考え縦ブレ?バグキー?など電鍵を変えるような物です。気楽に楽しんで色々試しています。