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電子工作から

高精度のサイン波が出ると言う事で、試作してみようと思いました。

三才ブックからでている工作教室の回路図を使います

出来れば、私のピッチ600Hzに調整できれば言う事無し・・・\(^_^)/
上手くいけば、F2のトーンにこれを使おうかと思っています。

今回は発振回路、次回はPTTと遅延回路で、最終はF2キーヤの高音質化を計画しています。

pic2.pngR0014398.JPG
蛇の目基板で試作

5.1KΩは半固定10kΩにしました。

LM386低周波アンプ

カットオフ周波数の計算(http://www.zea.jp/audio/schematic/sc_file/009.htm参照)

カットオフ周波数とは

カットオフ周波数は、出力電力/入力電力=\frac{1}{2}となる周波数のことです。
電力は電圧の二乗に比例しますので、電圧で表すと出力電圧/入力電圧=\frac{1}{\sqrt{2}}となる周波数です。
つまり、ゲイン(=伝達関数)=\frac{1}{\sqrt{2}}が成り立つ周波数ですから、
ゲインが\frac{1}{\sqrt{2}}=0.7に減衰する周波数 で、
dBで表すと10\log{}\frac{1}{\sqrt{2}}=-3dBのポイントです。

参考図↓

009a.gif

C1はスピーカーへのカップリングコンデンサです。C1の数値は低域のカットオフ周波数を決定します。 カットオフ周波数fcは次式で求まります。

カットオフ周波数Fc=\frac{1}{2\pi{}C\times{}R}   F=Hz  R=Ω  C=F

C=\frac{15900}{f\times{}R}〔μF〕

カットオフ周波数は口径50ミリ程度の安価なスピーカーであれば100Hz前後あれば充分です。
8ΩのスピーカーであればC1は220μFとなります。

口径70ミリや100ミリの大きめなスピーカーであれば20Hzとして迫力ある音楽再生を目指します。
8Ωのスピーカーであれば''1000μF'となります。

C2は電源ラインのインピーダンスを低下させ、ICの動作安定のために欠かすことはできません。100μF~1000μFあれば充分です。
わたしはC1とC2を同じ値にしています。このC2はICに出来るだけ近づけて取り付けませんと、取り付ける意味がありませんので注意です。

上の回路図470μFですから、計算ではカットオフ周波数は42Hzになります。


添付ファイル: file009a.gif 777件 [詳細] filepic2.png 874件 [詳細] fileR0014398.JPG 852件 [詳細] filepic.png 486件 [詳細]

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Last-modified: 2023-10-31 (火) 09:13:41