役者のセリフを思い出す。
大根役者のセリフは、抑揚がなく、感情のこもったセリフにはほど遠い、しかしベテラン役者のセリフは感情に溢れ、ついつい引き込まれてしまう、背景や情熱までも世フフを通して伝わってくるから不思議だ。
和文電信にしても、同じ事が言えそうだ。ベテラン送信者の符号は、感情に溢れ、喜怒哀楽が読み取れる、符号は聞き逃しても、その時の感情がしっかりと伝わってくる。
そんな事を感じながら、7メガCW、和文局の符号を聞いていると、時間の経つのを忘れる。
ヤフオクで入手したバグキーを使い出した。
なぜ・・・かというと
頭で考えた文章を打電していく過程で、かんたんなフレーズ、たとえば「そうですね」とか、 「了解しました」など、自然に打てるフレーズが、油断するとスピードが上がってしまう、そうすると、 途端にミスが・・・特にエレキーなど、簡単な所で誤送信してしまう。
縦ぶれでは、話しに夢中になると、だんだん早くなる、そして、リズムが狂うと、いままで打てていた符号が突然に打てなくなるから不思議だ、
そこで、バグキーをつかってみる事にした、
短点は同じリズムで出る、長点は少し長めに符号を出すつもりで打つ、そうすると、早くならずに、打てるような気がする、
縦ぶれの音に似せようと打つ、そして、そのリズムを覚えて、再度縦ぶれに交換すると、先ほど狂ったリズムが元にもどっている。
そんな訳で、ここ数日はバグキーでゆっくり打つことを心掛けて打っている。
多分、交信相手には、クセが強くて、迷惑かけているかも
写真は重りを追加して、ゆっくりと打てるようにした