寒い夜、シャックに暖房を入れ、熱いコーヒーを用意する。
そしてHFとVHF機のスイッチを入れる。初めは3.5メガをしばらくワッチ。
深いQSBの中、ノイズを伴ってモールスの音が聞こえる、
冬の時期はローバンドが賑やかだ。
部屋が暖まってきた頃、2mのいつもの周波数でF2Aモールスが聞こえて来る。ローカル局だ。
コーヒーカップの熱で指先もほどよく温まってきたので、応答
さぁ、今夜もラグチュの始まり
相手局はエレバグ符号 それも高速でわざとクセを付けてくる。面白い!
私の方は複式で、これもまたクセが・・・\(^_^)/
会話のような和文符号が行き交うのだ。時々、冗談を交えながら会話が進む
和文のラグチュでクセがあるので、ワッチしているほとんどの局には、理解できないだろうと思う
多分、復号器(解読機)ではムリだ・・・
きわどい内容の話しも出てくるが、隠匿性があるのであまり気にしないで出来る、
それでも和文局が聞いていたら心配なのでソコソコで止めておく
時々、FM局が私達のラグチュを聞いていて、本当に会話をしているのかと不思議に思ったりしているようだ。
確かにモールスを知らない局にはいたずらに聞こえ、少し知っている局には不思議な別世界の言葉に聞こえるようだ
私も和文を始める前は、符号で日本語の会話が出来るとは思っていなかった。
しかし、こうして毎夜、和文仲間と和文ラグチュをしていると本当に愉しい
愉快、痛快、交信が終わったあとは爽快気分に。(ワッチ局は奇々怪々だろうなぁ)
それでは、私はそろそろお風呂の時間です73!がいつもの私のお別れの言葉・・・でファイナルです
終わりの ツーー ト ト ツーーー がなんとも心地良い響きだ。
90〜100文字/分が気持ち良く聞き取れるスピード。
120文字になると、忙しいがなんとか聞き取れる。150字となると不思議の世界に入ってしまう。