今夜は21会でした
二一会が始まったのは、オイルショックの頃と・・・思う。
私は未だ、この印刷業界に入っていなかった
洋紙の価格が高騰し零細な印刷業界は仕入れなどに困って、「一括購入一括仕入れ」などを目的に発足したと思う。
仲の良い業者10社くらいでした。
オイルショックも一段落し景気も上向いてきたので、21会は親睦旅行に変化していった。
1社240万積み立てをすれば3000万の預金が出来、低金利で会員に融通したらどうか?という声が上がり積み立てもするようになった(最盛期は12社)
親睦旅行などは、会費と金利で、小遣い付きの旅行を楽しむことが出来た。
結束が固く、この21会員は組合の執行部に何人も入って活躍するようになった。
組合の次期理事長の推薦者を内々に決めたり、組合の事業の根回しをしたり、国政選挙の応援をしたり・・・かなりの影響力を持つようになってきた。
やがて景気も後退 会員の中には借金を抱えたまま倒産する企業が2社でてしまった
21会もかなりの損失を被り、積み立ての残金を各社に返金し、焦げ付きは各社で負担してもらった、そして、金融業務は中止となった。
しかし、慰安親睦旅行は続けていました。
年が経つにつれ廃業や倒産、経営者の死亡などで会員も減り、現在は3社となってしまった。
2019年の年末に解散を決意し、会計を整理した
しかし、長く続いたこの会をやめるのは忍びなく、再度、会員の夫婦を交えての食事会という形で存続することになった。
仲間と会うたびに、出かけた旅行の思い出話しや次の旅行の予定で盛り上がっている