ハム活動記

メイルがエラーでしたので

昨夜はFBなQSO有り難うございました。 あまり、アンテナについては詳しくはないのですが、フロート方式について添付PDFのような事と思います

なるべく、大地から浮かせて空間にエレメントがあるようなイメージで作成した方式と思います。 UHFなど周波数が高くなると浮遊キャパシタンスが無視できなくなり、それだけ損失や反射波が増えてマッチングがしにくくなると思います。

しかし、λ/2の場合、給電点は電圧の節、電流の腹にあたりますので、一般には関係ないようにも思いますが、何かしらの影響があるのでしょう。
まぁ、設計図にある通りに作っておくのが最良かと思います。

HB9CV.jpg

さて、HB9CVはアンテナハンドブック(P367)に記載してあるとおり、フェーズラインが大変重要です。 75Ωの不平衡給電、300Ωの平衡給電があり、75Ωの場合は150〜200ΩのTVアンテナ用フィーダーが良いようです。

エレメント間隔はλ/8ですが、フェーズラインにTVフィーダーを使用する場合は短縮率は0.85になりますので、8.5/λ、あるいは9/λにするのが良い

以上 アンテナハンドブックより

では、頑張って下さい。

同軸ケーブルの短縮率について

波長と周波数の関係は

\lambda=\frac{300}{f(MHz)}

給電線を走る電波の位相速度は

\frac{dx}{dt}=\frac{1}{\sqrt{LC}}で、このCは単位あたりの容量、コンデンサの定義から誘電率ω=ωo・ωsに比例します。
ωsは比誘電率で空気の場合はほぼ1ですが、同軸ケーブルを埋めるポリエチレンでは2.3です。
この結果。光速×\frac{1}{\sqrt{2.3}}=0.67=\frac{200}{f}で求められます。

テレビ用のフィーダーでは0.82〜0.88程度です。

ちなみに、5DFBの短縮率は80%、損失は10mで1.93dB(430MHz) HAM手帳から


添付ファイル: fileHB9CV.jpg 1409件 [詳細]

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Last-modified: 2023-10-31 (火) 09:13:56