今から50年ほど前のオイルショックの時に発足無尽会の通称です。
当時、協同仕入れを目的に甲府の小規模印刷会社が集まった会で毎月21日に開催していました。
一社200万を目指して無尽金を積み立てました。15社ほどのメンバーだったので、満額三千万ほどになる目論みでした。
融資の利息と会費の積み立てで、年一回の旅行が楽しみでした。
当時は私の父親が参加、そして私と二代続きました。
最初は15社でしたが、景気の衰退や、高年齢化で徐々に減っていき、4社までに成ってしまいました。
そして、懇意にしていた1社が亡くなり3社となったところで幕引きをしました。
それが2021年(令和3年)です。
そして、先日最後の会長だった方亡くなりました、21会という会はありませんでしたが、花を送り最後のお別れでした。
二一会の歴史は甲府の小さな印刷会社で活版からオフセット、活字からDTPへの変革の歴史でもありました。