3.5メガ短縮HFHWツエップ作成

短縮コイル(ローディングコイル)のインダクタンスと位置について

アンテナの長さは26mを予定している

さて、コイルの位置を考えると、EFHWツエップは電圧給電ですから、センターでは電流が最大になってしまう。ボトムやトップでは電圧が最大

電圧と電流が丁度バランスの良いところは\frac{1}{4}の位置になる。これはダイポールならセンターローディングと同じだ。

給電側から20mーコイルー6m、そしてポール。こんな具合がよさそうだ。

アンテナハンドブックによると70%付近が安定すると書かれていた

18.2m コイル 7.8mとなる。計算しやすくするために20m 6mとする


短縮コイル(ローディングコイル)の巻き方

3.5MHzの半波長は43m(短縮率を計算しないで単純に)ですね

これを30mにするには短縮コイルをどの位巻けば良いでしょうか?

単純に43-30=13メートル巻けば良いでしょうか?

計算してみましょう

30mは\lambda{}=\frac{30\times{}3.5}{300}=0.35\lambda{}となります

半波長0.5λまで延長したいので残り0.5-0.35=0.15λを延長しなければいけません。

0.35λのリアクタンスは1.4です。(実際は1.4Zo路線インピーダンス)言い換えれば1.4のリアクタンス分を0にするようにインダクタを巻けば良いわけです

仮に路線インピーダンスを400Ω(高く張れない、地上高平均8m位)

XL=1.4x400=560Ω このときのL=\frac{XL}{2\times{}\pi{}\times{}f}

=25.45μFとなります

60φのパイプに24回巻きます長さは52.62mmです。

60φに24回巻くと円周x巻き数で長さが出ます、約9mです。

i.png

インダクタンスの計算


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Last-modified: 2023-10-31 (火) 09:13:42