(CQ誌2018年5月号から)
上図は正に電流阻止のコモンフィルター
しかしながら、電圧給電アンテナという事を考えると、電圧最大、電流最低
だから、電流阻止のフィルターでも電流は最低の筈だから、給電部として働く
挿入損失は誌面によると1dB、約20%とある SWR換算では2.6位だろう
この給電部でマルチバンドがオンエア出来る利点を考えると大変便利なアンテナ給電部と思える。
なるべく高く上げて給電部のインピーザンスを高くさせて使用すれば良いだろうと思う。
上図の巻き数は誌面を参考にして欲しい
コンデンサーは高耐圧電圧給電アンテナ
実際に作ってみたくて、ネット検索したら出て来た
ネット記事では高出力の用でFT240を使用しているが、私の方はMax200Wだから
コアはFT140 1.0mmφ銅線を
電圧給電のインピーダンスはどの位なのか?調べてもなかなか正確な数字が出てこない。
5KΩとか3KΩとか?
電線の太さと地上高に関係があるかもしれません。
今回は4KΩと2.5KΩの二つを作成し試してみます。
コンデンサーは470pFx3直列だから160pF 耐圧は3KVx3=9kV
フロートバランはW1JRの16回巻 2.5D2Vを使用した
電圧給電だから、電流はさほど流れない
200w送信でも、 =223mA
1mmφの銅線でも十分だろう。
さて、インダクタンスは100μHとある。実際にスミスチャートで検証してみる
約92µHと計算では出た。コレは路線インピーダンスをどの辺にするかで決まる。 地上高の問題だ。
私の場合、2回のベランダからポールを上げ、それにアンテナ線を張るイメージだから約5mとしてみた。
今までの経験値からその辺が妥当で、微調整はエレメントのカット&トライとなる。
参考リンク:トロイダルコア
テスト中
マッチングボックスは金属製のモノを使ってシールドの必要がある。
どうも、環境に干渉してしまって、安定しないようだ