FrontPage
3.5メガ EFHF 短縮アンテナの作成†
下記の手順で予定を立てました
- 外径48φのPVCのパイプ
- 外形58φPVCパイプ 防水用
マッチング用インダクタンス†
- 103.4µHと20pFで3.5メガに共振
コンデンサーは2Vの同軸約20cmを使う予定(カットアンドトライ)
- 48φパイプに1φのエナメル線密着巻で62巻いて長さ62mm
実際は68巻いて70mmになりそう
巻きながら密着度によって判断する
短縮用コイル†
- 60φの樋用の軽いパイプを使用して、密着40回巻きます
40x60x3.14=735.6mmですので7m36cmの短縮となりますが実際は若干短くなります
短縮コイルの計算
3.5メガの半波長は42.8ですがおおよその短縮率0.95で40m
おおよその目安で40-7.35=36mのエレメント長です
36mの中心に短縮コイルを入れると想定すると18m付近です。
マッチングボックス(バラン)†
HFWFの給電点のインピーダンスは4KΩぐらいと言われています。
これを50Ωにするには
80分の一にしなければなりません。巻き数比はですので
仮に68回巻いたとしたら
7.5の位置からタップを出すか、コイルを巻けば良い事になります。
さぁ、これで作成してみます
- コイルのインダクタンス目安の103.4μになっているか?バリコンを接続しディップメーターでチェック
- エレメントを張ってエレメントとマッチングボックスの調整(バリコン)
- バリコンを同軸に付け替える
- 防水処理
- 完了
実際の作業†
作業しながら
マッチングボックス†
1mmのエナメル線を48φパイプに巻いていきます
最初に長さ70mmの所にM3ねじ用の穴を空け、エナメル線の片方を端子で止めます
しっかりと力を入れて密着巻にしていきましたが、60ターン巻いたところでエナメル線も無くなり終端の穴に到着しました。
取り敢えずそこでコイル巻は終わりにして、インダクタンスを計算サイトで計算すると90μHとでました、3.5MHzに共振させるには23pFですから、想定内です。
次は給電側のドライブコイルです。先に計算したとおり4000Ωを50Ωに変換するアンアントランスです。60巻の9分の一ですから約6.5回巻きます
線材はIV1.25sqで巻きます