EFHWアンテナ

EFHWアンテナその2

どうせなら、50Wまでパワーを入れることが出来るチューナーを設計してみた。


実際とは少し違うので以後の記事を参考に
EFHW.jpg


fileEFHWアンテナ設計図.pdf


EFHWアンテナの製作について

上の設計図から若干変更する。下記を参考に

同調部

電圧の腹の部分ですから、当然インピーダンスは高い、1λの場合10kΩくらいと言われているが
0.5λの先端でも同じ位なのか?計測してみようと思う。

P=i^2Rから

i=\sqrt{\frac{P}{R}}この式に展開して抵抗(インピーダンス)9kΩとすると

i=\sqrt{\frac{50}{9000}=0.0745になる

E=\frac{p}{i}=\frac{50}{0.0745}=680V

500v耐圧では50wは難しい、1KVは必要だ

R0013472.JPG

エレメント部

炭素繊維に電線が編み込んである超軽い素材だ。

R0013474.JPG

検証

インピーダンスが100+j0は、励振側コイルが3Tなのでインピーダンス変換が
15:3=5 --> 5^2=25 --> \frac{9000}{25}=360\ohm{}で高めになるからか?

励振側コイルを2T位にしたらどうか?

検証

http://translate.google.co.jp/translate?hl=ja&sl=en&u=http://pages.suddenlink.net/wa5bdu/efhw.htm&prev=/search%3Fq%3Defhw%26client%3Dsafari%26rls%3Den

このサイトにはインピーダンスは3000Ωとある。


アナライザー故障で、下記の数値は信頼できないことが判明した、よって再度テストするまで保留


私のEFHWアンテナのインピーダンスは110+0jであったので、コイルは15T:3Tだから、巻数比は5:1、即ちインピーダンス変換は5の二乗=25とすると\frac{3000}{25}=120となり、ほぼ計算値と一致することから、アンテナ給電点のインピーダンスは3000Ωと考えて良さそうだ。

ここから逆算していくと50Ωにするためには、Z=\sqrt{\frac{3000}{50}}=7.8となる

\frac{15}{7.8}=2で、2Tで計算値に近くなる

結果的に巻数比は8:1と憶えておけばよさそうだ

二次側のコイルの2ターンの位置にタップを付けて再度チェレンジしたい

また、耐圧の問題だが3000Ωとすると50wの時約400v(384v)だから、500v耐圧のミゼットバリコンで充分だ、100wなら560v 湿度等条件よければなんとか?まぁ移動運用はMAX50Wだから500V耐圧でOK、しかし、下表から、λの位置がすこし短い方に動いただけでインピーダンスが高くなる→電圧も高くなるので注意が必要な事を理解の必要有り。

因みに自由空間における銅線の長さと太さの関係 Z=\frac{\lambda{}}{d} こんな式もあるので、太さと長さによってインピーダンスが変わってくることにも注意が必要だ

pic2.png


添付ファイル: fileEFHW.jpg 2153件 [詳細] filepic2.png 1336件 [詳細] fileR0013472.JPG 1333件 [詳細] fileR0013474.JPG 1198件 [詳細] filepic.png 601件 [詳細] fileEFHWアンテナ設計図.pdf 3363件 [詳細]

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Last-modified: 2023-10-31 (火) 09:13:34