Print On Demand 称してPODと言います
少ロット多品種化に伴い、大型の印刷機の需要がなくなって来ました。
当社でも菊半サイズ(650x550)の印刷機の稼働率が少なくなってきて、更にオペレータも高齢化してきました。
当社はハイデルベルグ製を使っていますので、故障もなく40年も使っています。印刷のTotalカウンターは8000万枚です
A3のチラシを2面付けで、A4のチラシなら4面付けで精度良く印刷出来ます。
ローラー径は国産機に比べ太く、インキの練りも良く、ゴースト等にも悩まされなくて大変キレイに印刷出来ました。
更に、ナンバーリングユニットを装着すればナンバーが印刷出来ます。カム式なので調整的に回しますので狂いは生じません。
しかし、PODで簡単に印刷出来る時代になりました。そして大きなサイズの印刷需要が減ってきました。
中古で業者に引き取ってもらえるうちに処分しようと、業者に相談したところ40万だそうです。
当時2000万以上した印刷機です。
まぁ、需要とバランスの関係だそうですね。
この印刷機はバングラデシュに輸出するそうです、モーター一つで動く印刷機なので省電力がほしいようですね。
MO印刷機の強みは
大サイズの印刷については、注文が少ないので外注に
ナンバーリング同時印刷についてはPODの得意とするところです
モノクロであれば@1円で通しますので、100冊のB6伝票なら1250円減価です、印刷機の場合ですとナンバーリング入れて7000円位が原価です
約五分の一です。
当然、このようにPODになります。 そんな時代です
しかし・・・印刷はPODで良いのですが、その後加工は手作業になります。全て自動ではありません。
POD印刷の後加工は印刷で培った技術利用