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*3.5メガ EFHF 短縮アンテナの作成 [#z06e9d26]
下記の手順で予定を立てました
-外径48φのPVCのパイプ
-外形58φPVCパイプ 防水用
***マッチング用インダクタンス [#o5139354]
--103.4µHと20pFで3.5メガに共振~
コンデンサーは2Vの同軸約20cmを使う予定(カットアンドトライ)
--48φパイプに1φのエナメル線密着巻で62巻いて長さ62mm~
実際は68巻いて70mmになりそう~
巻きながら密着度によって判断する
***短縮用コイル [#u1445230]
-60φの樋用の軽いパイプを使用して、密着40回巻きます~
40x60x3.14=735.6mmですので7m36cmの短縮となりますが実際は若干短くなります~
[[短縮コイルの計算]]~
3.5メガの半波長は42.8ですがおおよその短縮率0.95で40m~
おおよその目安で40-7.35=36mのエレメント長です~
36mの中心に短縮コイルを入れると想定すると18m付近です。
***マッチングボックス(バラン) [#p94bcf9f]
HFWFの給電点のインピーダンスは4KΩぐらいと言われています。~
これを50Ωにするには&mimetex(\frac{4000}{50}=80);~
80分の一にしなければなりません。巻き数比は&mimetex(\sqrt{80}=8.94);ですので~
仮に68回巻いたとしたら&mimetex(\frac{68}{9}=7.5);~
7.5の位置からタップを出すか、コイルを巻けば良い事になります。
さぁ、これで作成してみます
***試験 [#z13ebc36]
-コイルのインダクタンス目安の103.4μになっているか?バリコンを接続しディップメーターでチェック
-エレメントを張ってエレメントとマッチングボックスの調整(バリコン)
-バリコンを同軸に付け替える
-防水処理
-完了
*実際の作業 [#qde07ba6]
作業しながら
***マッチングボックス [#da3c76f1]
1mmのエナメル線を48φパイプに巻いていきます
最初に長さ70mmの所にM3ねじ用の穴を空け、エナメル線の片方を端子で止めます~
しっかりと力を入れて密着巻にしていきましたが、60ターン巻いたところでエナメル線も無くなり終端の穴に到着しました。
取り敢えずそこでコイル巻は終わりにして、インダクタンスを計算サイトで計算すると90μHとでました、3.5MHzに共振させるには23pFですから、想定内です。
&ref(./coil2.jpg,60%);
次は給電側のドライブコイルです。先に計算したとおり4000Ωを50Ωに変換するアンアントランスです。60巻の9分の一ですから約6.5回巻きます
線材はIV1.25sqで巻きます