#freeze
[[DTP関連]]
&counter;
クライアントからPDFが入稿し、画像が少し心配でしたが、そのままネットプリントに回したら、
キレの悪い画像が印刷され失敗した。
次からは画像を入念にチェックしたいが・・・
''どうしたら良いか?''
***Illastrator入稿の場合 [#m65f8148]
これなら問題ない、メニュー→ウィンドウ→ドキュメント情報から調べられる。
***PDF入稿の場合 [#f4805eb5]
その手順
&ref(./pic.png.jpg,50%);~
画像があれば↑のように、ホルダーで解像度と大きさが確認出来る。~
ホルダー名はPicturesと必ず名前を付ける。6を参考に。
-1、デスクトップにホルダーを作る ホルダー名は&color(red){Pictures};とする。~
''(必ず)大文字と小文字を間違えないように''
-2、抜きとるPDFをそのホルダーの中に入れる。
-3、Automator Fetch-PDFimage.app-PDFから画像を抜き取るを起動。~
またはターミナルを起動する~
ターミナルは
cd desktop/pictures
PDFimages -tiff hogehoge.pdf hogehoge
-5、PDF内の全ての画像が抜き取られてPicturesホルダにあることを確認する
-6、Pictureホルダー内のバー(名前、作成日・・)を左クリックすると解像度、大きさが現れるのでチェックする~
多分、PDFから抜き取った画像は72dpiとなっているはずだ。~
さて大きさから判断するのだが、''印刷用画像は350dpi(175線)が推奨''されている。~
このピクセルの大きさを350dpiにすると、''どのくらいの寸法になるか?''
それは
&color(red){''350dpiに換算するには0.0726を掛けます''};(mmの寸法に換算)~
ちなみに、240dpiなら、0.106を掛けます。
''ピクセルの&mimetex(\frac{1}{10});は254dpiの時の寸法mmです''
***いちいち面倒な方は [#gf86b597]
簡単なアプリを作る必要があります。
[[アプリのソースはここから>http://print-man.jp/~jr1gdy/DLL/DTP/pdftool.zip]]
[[そのソースをAutomatorで動かすAutomatorのダウンロードはここから>http://print-man.jp/~jr1gdy/DLL/DTP/pdftool.zip]]
画像を次々に読み込んでCSVに書き出した画像↓~
&ref(./csv.png,50%);
***備忘録 [#k9ffc05d]
-PDFから画像を抜き取る
これはPDFimagesというツールを使う
-いかにしてイメージファイルの大きさを取得するか?~
Imagemagickを使うのが常套手段だが、最新のMacOSではインストールに失敗するという記事が有った。~
色々とテストすると、標準に入っているExifToolが使えることが分かった。~
これでイメージサイズが取得できる。
ExifTool -ImageSize path
あとは、perlでソースコードを書くだけ。
但し、ホルダー内全ての画像を処理したいので、glob *.*してあげて、順番に処理すれば良い
***計算していて気がついた事 [#n4fcdf46]
ピクセルの&mimetex(\frac{1}{10});は254dpiの時の寸法mmになる。
254dpiは、120線でのオフセット印刷の数値だから、この寸法以下であれば、ほぼOKでしょう