![[PukiWiki]](image/pukiwiki.png "[PukiWiki]")
#author("2024-08-23T14:54:03+09:00","default:JR1GDY","JR1GDY") #author("2024-08-23T14:55:42+09:00","default:JR1GDY","JR1GDY") [[技術情報]] ''Print On Demand 称してＰＯＤと言います'' 少ロット多品種化に伴い、大型の印刷機の需要がなくなって来ました。~ 当社でも菊半サイズ（650ｘ550）の印刷機の稼働率が少なくなってきて、更にオペレータも高齢化してきました。 当社はハイデルベルグ製を使っていますので、故障もなく40年も使っています。印刷のTotalカウンターは8000万枚です A3のチラシを２面付けで、A4のチラシなら4面付けで精度良く印刷出来ます。 ローラー径は国産機に比べ太く、インキの練りも良く、ゴースト等にも悩まされなくて大変キレイに印刷出来ました。 更に、ナンバーリングユニットを装着すればナンバーが印刷出来ます。カム式なので調整的に回しますので狂いは生じません。 しかし、PODで簡単に印刷出来る時代になりました。そして大きなサイズの印刷需要が減ってきました。 中古で業者に引き取ってもらえるうちに処分しようと、業者に相談したところ40万だそうです。~ 当時2000万以上した印刷機です。 まぁ、需要とバランスの関係だそうですね。 この印刷機はバングラデシュに輸出するそうです、モーター一つで動く印刷機なので省電力がほしいようですね。 *ＰＯＤ印刷で肩代わり [#zf9b61ee] ＭＯ印刷機の強みは -大サイズの印刷 -ナンバーリング同時印刷 大サイズの印刷については、注文が少ないので外注に ナンバーリング同時印刷についてはＰＯＤの得意とするところです~ モノクロであれば＠１円で通しますので、100冊のＢ６伝票なら1250円減価です、印刷機の場合ですとナンバーリング入れて7000円位が原価です~ 約五分の一&mimetex(\frac{1}{5});です。 当然、このようにPODになります。 そんな時代です しかし・・・印刷はPODで良いのですが、その後加工は手作業になります。全て自動ではありません。 *ＰＯＤを手助けするソフトは自社開発 [#c9724630] -ナンバーリングの発生ソフト -面付けした版下にナンバーリングをセットするソフト -宛名支援ソフト --漢数字に変換 --名前を均等にする --郵便番号と住所の整合性をチェック --カスタマーバーコードを発生させるソフト -往復葉書の返信をネットで行うリプライシステム --これによって返信葉書のコストが削減されます --返信者は郵便局に行かず携帯で出来るので返信率が上がる --返信項目以外のＰＲも出来る *更に [#m5db97a2] 印刷で培った技術 ＰＯＤ印刷の後加工は印刷で培った技術利用 -デザイン性に優れた版下作成 -イベント写真や観光写真のストック利用 -写真加工技術 -ネットを通じた情報発信のお手伝い -高性能なスキャナを利用した昔の写真のデジタル化 -紙加工と製本 --切り抜き、ビク抜き --穴開け、断裁、ホチキス綴じ、セット仕上げ、丁合、紙折 --ミシンを入れたり、折りスジを入れたり --角丸加工 --エンボス型押
