プリント版のエッチング機材を使って活版用樹脂板を作成してみた。
小さな印刷物は昔の活版印刷機が得意分野、小さな名刺印刷、コースターや栞の印刷、小さな封筒、小さな熨斗などなど
数えたらキリがありません、今までは大きな用紙に印刷して断裁していましたが、お客様が持ち込んだ小さな用紙の印刷は大変でした。
そこで、「昔取った杵柄・・・」、樹脂板の制作ですが、今はもう設備がありません。
新しい物を用意しようとすると30万〜50万位かかります。
そこで、・・・エッチング機材の登場です
ネガフィルムはOHP用紙、露光はプリント基板露光用 サンハヤトのチビライトDXです。
OHP用紙はネガのように印地面は透明にします。樹脂板に密着させて120〜150秒
現像は柔らかいブラシで40度くらいのお湯につけて10分くらいブラシします。露光しない場所のネバネバがなくなったら、OK
乾燥させて後露光をして完成です
白、金、銀、などのインクをつかっての印刷です
幸い、弊社では印伝の小物を作っているので、名入れには持って来いです。
いままで、まとめて印刷していた印伝の名刺などは、お一人様100枚から受註できるようになりました
もう少し精密で細かい文字も安定的に再現させたいので、サンハヤトから大きめの濾光器、密着度を上げるためにバキュームクランプを購入することにした。
そして少し高価であるが印字用のフィルム、A4x3枚で2000円位とインクジェットプリンタ(8000円)
やっぱり、何かしようとするとお金がかかる。
まぁ、こんな感じで名刺など印刷では30名分でなんとか初期投資はクリアできそうだ