印刷関連
宛名印刷ではデータは表計算ソフトで作ります。住所などは洋数字1。。。9などになっているので
縦書き形式では見た目も悪いです。
そこで、住所書きに特化した漢数字に変換するソフトを組んでみました
- 12→十二に 23は二十三に 10は一〇、20は二〇に変換します。
- 名前は7文字均等に 「山梨 太郎」は「山 梨 太 郎」「山田 はなこ」は「山 田 はなこ」に
- 住所録を調べて郵便番号と住所の整合が取れていない場合はエラー表示
- 住所の最大文字数を調べて、流し込みの際にエラーになるのを予め把握しておけます
まるで手書きのような仕上がりになりました。
さて、どのように処理しているか?†
- CSVファイルを読み込む
- 名前のフィールドを7字詰め均等にするためにスペースを入れて調整する
- 郵便番号は全角数字にする
- 住所1、住所2の数字は漢数字に、欧文は全角欧文に
- 送り先が氏名ならパターン1、パターン2、会社名ならパターン3のフラグ
- 住所と郵便番号の整合が取れない場合はエラーフラグ
- 住所1の文字数を表示して、流し込みの際に生じるエラーを予め把握する
そして†
エクセルやワードなどのソフトでは漢数字に変換できるようですが住所書きに特化した漢数字は無理かもしれません。
このソフトではその辺を考慮したのでクライアント様から好評を得ています
データー変換だけでも・・・と言った同業者からの引き合いもきています。
2023年12月 アップデートしました†
AtenaEditについて
起動手順†
- 表計算ソフトでCSV形式、UTF8のデーターが必要です
表計算データの並びは
番号,氏名,連名,郵便番号,住所1,住所2,会社名,役職名,敬称
の順であること
- ターミナルから
atena -c csvファイルのパス [-p 郵便番号と住所のチェック] [-u 16 or 8出力エンコード]
csvファイルパスはターミナルウインドウにCSVファイルをドロップ
-p チェックの有無 1:する 0:しない デフォルトは「0:しない」
-u エンコードはutf8かutf16 デフォルトは16のビッグエディアン
処理解説†
- CSV(UTF8)を配列に読み込む
- 先頭が数字で無いものは読み飛ばす。これは喪中などの今回は処理したくないデータの為でアル
- 名前を7字詰めにする
- 郵便番号のチェック
- 郵便番号を全角数字に
- 住所1と2を数字を漢数字に
- 半角英文字を全角に
- パターン別に分ける
- パターン1:個人名と住所のみ、連名あり 敬称は様
- パターン2:個人名が宛名 会社名と役職などが肩書きとしては入る
- パターン3:会社名が宛先となる 敬称は御中
InDesignなどのレイアウトについて†
パターン1と2は同一の物が使える
パターン3についてはそれ相当のレイアウトにする
PDFで解説AtenaEdit 説明不足でスイマセン
市販の宛名ソフトで満足できない方、このソフトで変換すればバランス良い宛名印刷が可能です。
ご希望の方はご連絡ください。infoアットマーックho-zura.net 題名は「宛名印刷」です。