昨年9月に作成した、移動用(FT817用)のAPF(オーディオピークフィルター)にゼロイン回路を追加しました。
簡単な回路でしたので半日で工作は終了しました
APFからイヤホンとゼロインに出力を分けるので、少し入力不足気味でしたが、
幸いにもFT817にはSP/EHスピーカーとイヤホンの切り替えスイッチがあり、
スピーカー側にするとゼロインのLEDが光ってくれました。
自分のモニター音を少し大きめ50位にするとLEDが光りました。
考えもせず赤色を使ってしまい失敗、瞬間接着剤で付けてしまったので・・・
調整方法は、自分のモニターで聞きながら一番大きくなるトーンがピッチ音ですので、
そのように調整し、ゼロインのピッチダイヤルを回してLEDが光る位置を探します。
交信では、相手の信号を聞いてLEDが光れば、ゼロイン完了です。
ほぼ50ヘルツ以内に収まりました。
回路図とケーシングは9昨年の9月のブログ2018年09月を参照してみて下さい
006Pの9V使用ですので、どの位使えるか心配になったので、計測してみたところ
約30mAでした。
(菊水の直流安定化電源9V出力で30mA)
006Pの容量は約800〜1000mAHですので、時間は使える計算になります
週1回、3〜4時間運用なら一ヶ月くらいで交換が目安、
充電可能なものも有るようなので、それを使えばさらに便利かと
高級機にはAPFが装備されていますが、私の使っているTS970やIC7000、FT817、IC911にはついていません。
そこで、いろんな回路のAPFを試しましたが、やはりコレが一番でした。
ノイズが消え信号が浮かび上がってきます。近接局がいてもしっかりとフィルターしてくれます。
更にゼロインを付けたので、CW運用には高級機並みの設備??となりました(爆笑)