自作・アンテナ編
私は車での移動運用が多いので、いままで車載用のツールをいろいろと考えては作っていた。
しかし、車で入れない場所等での移動運用に軽量で簡単なアンテナと考えたときにこのVCHアンテナが便利と思い、作成することにした。
幸い、部品は揃っているので簡単に作れそうだ。
VCHアンテナ製作の手引きを参考にしました(PDF)
MDRF用の釣り竿があったので丁度良い
- 5.4m釣り竿
- ポカリスエット500mlペットボトル
- 自在ブッシュ31谷を残して6本
- アルミ1.6mmΦ 約7m
- エレメント線 1.4m(上部) 3.4m(下部) 5.2m(ラジアル)
- ICクリップ 1ケ ○端子又はY端子 2ケ
- 接続圧着部品 2組
- バラン用部品 1:4 50Ω:200Ω用を作る 50W程度のもの(手持ち部品で)
- ターミナル 2ケ
- MJコネクタ(メス)1ヶ
- トロイダル 0.5mmΦビニール線2本をツイストにして6回巻き
- プラケース
これらを収納する収納ケース(リュックサック)とQRPトランシーバー
QRPトランシーバが無い(T^T)
コイル†
バラン1:4†
給電点200Ωを50Ωに変換し、平衡を不平行にするためのものだ。
机上テストでは3.5〜28MHzまでOK 100W位までなら耐圧OKだろう。
VCHアンテナのテスト†
5.4m釣り竿に作成しておいたVCHアンテナを装着してSWRを計測してみた。コイルのタップは中間辺りから開始、同長点が10MHzだ、タップをフリーにすると6.5MHz、最終的には巻き終わりの1.5T位でSWRが最低になる
その時のインピーダンスは SWR=1.7
- ラジアルは草むらに伸ばす格好にしたが、丸めてもZの変化はない。
- トップエレメントの長さを変えると中心周波数が顕著に変わる(当たり前)
- ボトムエレメントの長さを変えてもZの変化は急激に変わらず
- L型でラジアルを地面に這わしているので、Zが計算値より下がっているのかもしれない。
アスファルト上とか、乾いた地面ならどうか?
- バランが入っているので、アナライザーに触れてもSWR値の変化はない→コモンは流れていないと思う
運用実績†
後で報告