Image POP』は、Super Linear CCDを搭載した普及型のフラットベッドカラースキャナー。 色変換技術では、“ファジー・オートセットアップ機能”を装備した画像処理ソフト『FCIP21 Light』により、 ハイエンドモデルでの高度なマニュアル操作と同等なセットアップを、簡単操作で行なえるとしている。 最大スキャンサイズはA3ワイド(340x450mm)、最大解像度は2743dpi/762dpi。 A3トンボまでOK
長らく暗室兼用の倉庫に保管しておいた20年前のスキャナを設置しました。
時々依頼が来たときに電源を入れて使っていた物です。
それを日の当たる場所に出しました。
このスキャナはカラープリントは勿論ですが、本領発揮は2400dpiで線画印刷物をスキャンするには最適でした。
伝票や新聞、雑誌などハーフトーンの無い印刷物をデジタル化するには向いています。
また、ポジ製版フルムを2値でスキャンしたり、大きなポスターを分割してスキャンしたりもしました。
最近はめっきりと減ったスキャン作業、時々入稿するプリントも事務用の簡易スキャナーで充分でした
それは、色補正ソフトの発達で遜色ないカラー分回が出来るように成ったからです。
そして、最終の印刷はPOD(プリントオンデマンド)などになったので、相性が良かったからです。
しかし、やはり専用のスキャナには、精度、キレの良さには叶いません。
正月休みを利用して、カラーの濃度設定など再度やりなおしました。
オフィススキャナーと違って、スキャンする前準備とスキャン時間は長いですが、仕上がりは満足です。
↑画像は6x4.5サイズポジを500%拡大でスキャニングしました。
tiff rgb出力後、透過シャープネスで再出力→Lrなどで色調整はしていません
画像を見てみると、やっぱり、ポジはシャープネスが効いてきっちりと出るね。
デジタルとは一寸感じが違って見える。
写真をセットしてスキャン完了までに10分くらい平気でかかる。
昔の印刷物の方が綺麗だったようです。今のカタログ等は写真が綺麗ですが、 ソフト仕上げでカチっとした写真にはお目にかかれない。